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理想のデジタルファッションマガジン 前篇


前回のブログで、eコマースと連動させたデジタルファッションマガジンは、NET-A-PORTERが完成形!!と、結論付けました。

が、しかし最近色々なファッション系のwebサービスで遊んでいるうちに、それぞれの良いところと悪いところが(NET-A-PORTERでさえも!)見えてきたところに、私が憧れるITブロガーの一人、TechDoll(fashion×ITを目指す人にはちょーおすすめ!!)の@yukari77さんの72Luxというeコマースサイトの紹介記事を読んで、理想のeコマース連動型のファッション雑誌の形を思いつきました!

ということで、今日は私の「理想のデジタルファッションマガジン」について書いてみます。あくまでも、まだまだ「夢物語」の段階でございますので、「もっとこうした方がいい!」とか、「それは実現不可能だよ!」とか、ご意見お待ちしております。

ではでは、先の結論から。

私の理想のeコマース連動型デジタルファッションマガジンとは…

NET-A-PORTER読み物としての楽しさPOLYVORE世界のありとあらゆる商品をコラージュできるところ、そして72Luxの、売上の一部が(72Luxに)還元される仕組みをミックスしたものです!!!

この理想のeコマース連動型ファッション雑誌は、便宜上(仮)Paris Magazine(「ネーミングセンス無い!」とか言わないで!)とします。

また、この(仮)Paris Magazineはeコマースサイトではなく、あくまでも、電子雑誌であるという点を強調します。

それでは、(仮)Paris Magazineの具体的な仕様についてみていきます。

【   】の中は、主にどのwebサービスの特徴を受け継いだか、を示しています。

  1. プロのファッションエディターが編集 【NET-A-PORTER】
  2. エディターが世界中のECサイトから商品収集&編集 【POLYVORE】
  3. (仮)Paris Magazine経由で売れた商品は売上の数%が(仮)Paris Magazine側に入る 【72Lux】
  4. 広告掲載 【NET-A-PORTER】
  5. スクラップ機能

 

 

1. プロのファッションエディターが編集

多くの人がNET-A-PORTERに魅了されてしまっている大きな理由が、美しいヴィジュアルと読み物としても充実したコンテンツにあると思います。プロのファッションエディターの編集力によって、商品の良さが引き立っています。白背景に平置きの写真が並べられた通常のeコマースサイトの画面と、NET-A-PORTERのmagazin、どちらの方がワクワクしますか?

↑NET-A-PORTER iPadアプリmagazine、Stella McCartneyのパンツ

 ↑某eコマースサイト

 ↑楽天の某サイト(掲載商品は異なる)

 eコマースサイトにおいては、「見やすさ」や「アクセスのし易さ」は非常に大切です。今どきホームページビルダーで作られたようなテーブル多用、ガタガタのサイトではよっぽどのことがない限り、買い物はしないはずです。

しかし、「見やすさ」や「アクセスのし易さ」ばかりに気を取られすぎ、はっ!と息を呑むような美への追求を疎かにしているサイトが多く存在している気がします。ファッションは夢を与えるもの、だというのを忘れてはいけないと思います。

そこで、プロのファッションエディターの編集によって、商品を魅力的なものにする必要があります。

また、ヴィジュアルを追求しても、ちゃーんと商品のディテールを伝えることができるのが電子ファッション雑誌のいいとろこです。紙の雑誌の場合、モデル着用のイメージカットだと、世界観は伝わるけれど、商品のディテールが伝え辛く(インナーなど特に!)、平置きの物撮りに比べると読者の購買に繋がりにくいそうです。しかし、NET-A-PORTERの様に、dデジタルファッションマガジンにおいては、画面に商品情報は載せず、気になったらタッチで表示させることが可能です。これなら、ヴィジュアルを崩さずとも、商品情報をしっかり伝えることができますね。

また、商品を販売することを目的としたページのみならず、映画や本、展示会を紹介するカルチャーページもあり、読み物としても純粋に面白いです。

一部の書籍はNET-A-PORTERで販売しているようですが、「amazonで買えます」的なものも多い。(仮)paris magazineでは、たとえカルチャーページであっても、気になったもの、全てが購入可能としたいです。

 

2. エディターが世界中のECサイトから商品を収集&編集

POLYVOREは、世界中のオンラインストアから気に入った商品の画象をかき集めてきて、コラージュ画象を作ることができるwebサービス。日本版ファッションコラージュサイトだと、iqonもあります。POLYVOREが既に持っている商品画象を仕様することもできますが、自分が気に入った商品をコラージュに仕様できるのが魅力です。

また、他の人が作ったコラージュから、気になった商品の情報を得ることができ、販売サイトへ行くことができます。

POLYVOREは一般のユーザーが思い思いにコラージュを作りますが、(仮)paris magazineにおいては、商品収集からコラージュ(編集)までの作業をプロのファッションエディターが行います。

世間ではまだ知られていない、マイナーなブランドの商品が目利きのエディターによって、ピックアップされれば、一躍有名になる!なんてことも起こるでしょう。(実は、これが私が一番やりたいことだったりします。この事については、また後日。)

 

3.  (仮)Paris Magazine経由で売れた商品は売上の数%が(仮)Paris Magazine側に入る

これが、(仮)Paris Magazineの収入源!ある意味、アフリエイトとも言えるかもしれません。

 

4. 広告掲載

こちらが、もう一つの収入の柱。売上の数%キックバックの方は変動的なので、むしろこっちの方が安定した収入源といえるでしょう。NET-A-PORTERにもVOGUEgirlのデジタルマガジンにも広告が入ってます。

↑NET-A-PORTERの広告ページ

 NET-A-PORTERには静止画の広告と動画の広告2種類あるのですが、動画の方はいきなり再生されるのでちょっとビビります。また、そのページは重いようで、読み込みに時間がかかったり、アプリ自体が落ちたりします。

また、NET-A-PORTERの場合、広告をタッチすると掲載ブランドのウェブストアに行きますが、VOGUEgirlの広告は、紙媒体と同じ、純粋な広告と、リンク付き広告の2種類があるようです。(VOGUEgirlの広告は、ipadを縦にすると表示されない!)

↑VOGUEgirlの広告ページ

 余談ですが、私の理想のデジタルマガジン用の広告はハリー・ポッターの世界の新聞です。写真は全て、ムービーとまではいかない程度に動き(ここ重要!)、タッチをしたら、前回のブログで紹介した、アプリで商品情報が読み取れるVOGUEの広告の様に、商品の情報を得られるというものです。

リンク先は、ブランドのwebサイトのトップページではなく、商品ページでいいと思います。ブランドが気になったら、商品をチェックした後でトップページに戻るのです。

Animated-GIF-Photography2

Animated-GIF-Photography9

↑理想の広告。微かに動くくらいがいい。すんなり頭に入ってくる

5. スクラップ機能

気に入った商品をお気に入りに追加する機能はもはや常識ですが、ここでいうスクラップ機能とは、商品のみならず、ページ全体やページの一部を切抜きけるという本物のスクラップ機能です。

アートやファッションの世界の人ならば、お気に入りのコーディネートや写真を切抜き、インスピレーションボードを作っている人は少なくないはず。紙ならば、チョキチョキはさみを本に入れたり、コピーをしたものを切ったり簡単にできましたが、デジタルマガジンでは、不可能ではありませんが一手間掛かります。

私の場合、画面キャプチャをとり、印刷し、スクラップブックに貼るという非常にメンドクサイ作業をしております。キャプチャをとり、ファイルに保存するだけに留める、ということもできますが、インスピレーションを探すのって、画像ファイルを見るのとちょっと違う気がします。まぁ、感覚的なものなので、人それぞれ違うかと思いますが…

なので、これはデジタルマガジンは読むけど、資料としては手元にちゃんと形にあるものとして残しておきたい!という人の為の機能です。

 

 

*****

以上5つが、私の理想のeコマース連動型デジタルファッションマガジンの特徴です。あくまでも、私の理想を語っただけなので、技術的にだったり、コスト的に無理な部分もあるかもしれませんが…いつか実現できたらいいな、とか思ってます。

しかし、なんせwebの世界、技術は日進月歩。超高速スピード進んでいきますので、このブログをupした時には、このようなデジタルマガジンが存在してるかもしれませんね。

なので、もしこんなことを既にされている方がいらっしゃったら、ぜひ私も仲間に入れて頂きたいわ!(笑)

 

次回のブログでは、この(仮)paris magazineのメリットとデメリットについて考えます。それから、(仮)paris magazineを使って、どう日本のファッションを世界に発信していきたいのか(実はITを使っていかに日本のファッションを世界に発信していくか、というのは、私がこのブログを書いている目的でもあります!)について書いてみようと思います。

 

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2 Comments

  1. 理想のデジタルファッションマガジン 後編 〜利点と欠点と私の夢〜 | FantastechFashion

    2012/12/16 at 5:52 PM

    […] ※前回のブログをまだお読みでない方は、ぜひ前編をご覧になってから、今回の記事をお読みいただきたいです!前回のブログはこちら。 […]

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