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rakuten ×コミュニティーセンターで地域創世


まさか、私が楽天についてこのブログで書く日が来るなんて思わなかったし、シティー・ガールを気取るParis(@Japanese_paris)が、ローカルビジネスについて興味を持つことになるとは思いもしなかった!

けど、時代は変わったの!そして「インターネットが全てじゃない。大事なコトは『リアル』にある。」とやっと気付いたの。

ということで、今日はローカルビジネスの可能性についてのお話。

そもそも、こんなことを考える様になったのは、島根にあるレンタルキッチンスタジオ「キッチンスタジオ等」を見学させてもらったのがきっかけ。そして、インターネットとテクノロジーの力で地域創世って面白いかも!って思うようになったの。そして私が辿り着いた1つの方法が、「楽天と組む」ということでした。

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■地域コミュニティーを繋ぐ『キッチンスタジオ等』との出会い

5月の末に、前職でお世話になったパイセンの妹さんが経営されているという、島根県にあるレンタルスペース、「キッチンスタジオ等(キッチンスタジオナド)」に遊びにいきました。

開放的なオープンキッチンを中心に据え、多目的に使えるフローリングのイベントスペースを併設した、ワンフロア構成。文字通り、キッチンスタジオなので、お料理教室としての利用は想像の範囲内ですが、週末限定でカフェを運営したり、地元の大学生の「飲み会」などにも使われるのだそう。

お隣のイベントスペースでは、ヨガ教室を行ったり、ワークショップが行われています。また、イベントスペースの奥は、図書コーナーになっていて、スタジオの利用者を対象に本の貸出も行なっているとのこと。

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元々、集会場だったという建物を改築して作られたキッチンスタジオ等は、地域の人々を繋ぎ、また文化の発信の場として、松江の小さなコミュニティー(失礼ですね、ごめんなさい)における、非常に大きな役割を担っていました。

 

■老舗お茶屋さんの日本茶ワークショップを体験

私がおじゃました時、たまたま島根の老舗のお茶屋さん、加島茶舗さん主催の日本茶ワークショップが開催されていました。

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まず、八女や伊勢、奥霧島など、各お茶の産地の新茶を飲み比べ、加島茶舗さんオリジナルのお茶の味表現マトリックスを使って、味の違いを検証。(下の写真が実際に頂いた資料。くねくねしているのは、私のスキャン方法が悪かったから。)

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一通りお茶を試飲し、自分のお気に入りのお茶を見つけたら、今度はお隣のイベントスペースに移動し、お茶の淹れ方を学ぶ。そして、自分で淹れたお茶を飲む、というところで嬉しいサプライズ!

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同じく島根の老舗の和菓子屋さんの可愛い和菓子を提供してくれたの!Parisはあんまり和菓子は得意じゃなかったんだけど、お茶と一緒に頂くと、あら不思議!お茶の渋みと和菓子の控えめな甘さがハーモニーを奏でるということを知り…ここで体験しなければ、知り得なかった新たな味覚との出会いでした。

Parisにとってお茶なんて、あくまでも水分補給のためであり、味はもちろん、産地なんて気にしたこともなかったし、自らお茶を淹れるなんて、面倒くさいことしようだなんて思ったこともなかったけど、このリアルな場におけるワークショップ体験は、日本茶に興味を持つ良いキッカケになりました。

ここからさらにハマるかどうかはまた次の段階で、興味0の人や知識0の人が、1に足を踏み込むキッカケ作りが、マーケットの創出には欠かせないでしょ?

自ら手を動かすという体験が大切で、これはリアルの世界でしできないこと。インターネットの世界では、プロが書いた文書を読んだり、インスピレーショナルな写真を見たり、How to動画を見て、知識を付けることはできるけど、それらは単なる情報でしかないの。どんなに情報を貯めこんでも、アウトプットがなければ意味はないのかも…!って当たり前のことだけど、ネットの世界に入り浸ると忘れがちな事実を改めて気付かされた経験でした。

 

■地元民との交流も楽しい
観光客が観光業に従事している人以外の地元民と触れ合うことって、そうそうないわよね。観光客向けに東京本社の人が考えた「定番土産」的なのは嫌いだし、ガイドブックに載っているレストランじゃなくて、地元民が足繁く通うお店に行きたい!と思っている人って、Parisだけじゃないと思うの。

今回、ワークショップに参加して良かったな、と思ったことの一つが、ワークショップ主催者の加島さんをはじめ、地元の参加者、そして私をアテンドしてくれた島根出身のパイセンから、地元情報を色々教えて頂けたことだと思っています。

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↑写真は教えて頂いた、「ふなつ」という美味しい出雲蕎麦のお店。

 

■地域コミュニティーセンターの限界
「キッチンスタジオ等」では、上に挙げた通り、お茶の淹れ方ワークショップから、ヨガ、お料理教室、期間限定カフェなど、常に色々なイベント開催されているのだけど、意外にも集客のための告知はそれほどしてないそう。主な告知方法は、キッチンスタジオ等と、各主催者のソーシャルメディアとオウンドメディアだそう。あとは、ソーシャルではなく、「ねぇねぇ奥さん!」的なリアルな口コミ。それから、地元のTVや地方新聞で取り上げられると、かなり反響があるとのこと。(首都圏よりも、田舎の方がマスメディアの影響力は強い気がした、というかメディアが発達していない)

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せっかく素敵なイベントを開催しているのに、地域のコミュニティー内でしかそれが広まらないのは非常にもったいないと思ったの。

そこで!「キッチンスタジオ等」の様なローカルのコミュニティーセンターの活動が、より活性化する為の施策として、

インターネットとテクノロジーを使って、コミュニティー外の人がわざわざ集まる観光の目的地の一つにすること

を勝手に提案してみます!

 

施策1:イベント系ソーシャルメディアを使う (実現可能度:★★★★★ 簡単)

今直ぐにできる施策として、Meetuppeatixといったイベント系ソーシャルメディアを使うという手があります。どちらも、自分が興味があるフィールドのイベントを探している人たちが集っているので、非常に有効だし、海外発のサービスなので、インバウンドの方たちも取り込める可能性あり。

また、facebookでイベントを作成し、それをfacebook広告として運用するのも地味に有効。

 

施策2:楽天とダックを組む! (実現可能度:★☆☆☆☆ ちょっと難しい)

田舎の小さなコミュニティーセンターが世界の楽天と組むなんて不可能!って思うけど、案外実現可能だと思っている。なぜなら、楽天は既にCSRの一環として、全国各地の自治体と連携し『ニッポンを元気にしよう!プロジェクト「まち楽」』というプロジェクトを行なっているから。

 

■オンライン上のアンテナショップ「まち楽」

楽天のサイトによると、このプロジェクトは、

インターネットを通じて地域を活性化することを目的としており、日本全国各地のそれぞれの魅力を「行く人」

「住む人」「想う人」に届けるため、旬な情報を交え発信するほか、一部自治体とは連携関係を結び、さらなる地域振興を実施するためのインターネット利活用提案を推進

しているそう。

特に、「ニッポン全国 いいモノ発見」というタグラインと共に打ち出されている「まち楽」ページでは、話題のお取り寄せグルメや、人気のスイーツ、各地に伝わる伝統工芸品や名産品などが紹介&購入できる様になっています。

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また、ご当地ブログと銘打ち、知事、県庁、市町村などと共同で地元からの直接的な情報発信ができる場を設けて、行政からの旬な情報や県庁職員によるブログが掲載されています。

さらに、「ご当地総研」という、楽天市場の購買データをもとに、地域にまつわるお買いもの事情を分析し、お買い物から見え隠れする県民性や新たな地域の魅力、商品を発掘する独自のコンテンツが面白い。ビッグデータを扱う楽天だからこそ、発信できるコンテンツよね。

【楽天市場】ご当地総研vol.4 こどもの日編

■「まち楽」をリアルで体験

コンテンツあり、商品あり…と、「まち楽」は地域をエンパワーメントする、とても素敵なプロジェクトなのだけど、リアルで体験出来る場がないのが玉に瑕。まぁ、これは楽天だけの問題ではなく、Eリテイラーが共通が抱える問題だったりするんだけどね。(オンランストアのオフライン戦略について書いた、過去のブログ記事も、ぜひご参照を!)

そこで、「キッチンスタジオ等」の様な地方のコミュニティーセンターをダッグを組み、「まち楽」をリアルで体験できる場を提供すれば良いのでは?と思ったの。コミュニティーでは、「まち楽」で取り扱いの商品を実際に見て、触って、味わえる場を提供する一方で、イベントの告知を「まち楽」を通して行う。また、ローカルの特産物の美味しい食べ方や使い方のワークショップを行なったり。さらには、ローカル企業や生産者も楽天にも出店し、念願のECデビュー!Yay! 🙂

下記にそれぞれの立場のメリットをまとめてみました。

 

コミュニティーセンター&ローカル企業のメリット

  • 圧倒的な会員数に対して、情報発信が可能 = 地域のコミュニティーの外から集客可能!

→9,977万人!の会員(2015年3月)という圧倒的な配信母数。さらに、デモグラフィック属性はもちろんのこと、購買履歴や、楽天トラベルと連動した(旅行の予定がある人に向け、イベント情報を配信等)精度の高いターゲティング配信が可能!

  • Eコマース開始できちゃう

 

楽天のメリット

  • 商品をリアルでトライ出来る場を作れる&リピート購入

→購入のハードルを大幅に下げる。さらに、一度商品を体験し気に入れば、リピート購入にも繋げることができます。

  • 楽天経済圏に地方の優良なショップを組み込める

→楽天はモールなので、優良なお店が増えれば増える程、チャリ〜ン¥と儲かるシステムです。

  • 「まち楽」をリアルで体現

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いかがですか?私は本気で、楽天さんさえ強力してくれれば、案外スムーズに実現できそう。と楽天的に考えています。

「インターネットが全てじゃない。大事なコトは『リアル』にある。」これが私が今回のブログで伝えたかったことです。

 

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