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バズ発生のトリックはパーソナライズ – myidolの大流行に見るシェアしたくなるコンテンツ


ここ数日、ソーシャルメディア上でバズっているキャラクターがいる。

マイリー・サイラスや、レディーガガ、カット・デニングス、などのハリウッドセレブはもちろん、ローラや水原希子などの日本のモデルまで、ソーシャル上で影響力を持つ人気アイコン達に瓜二つなアバター。
そして、このキモカワなアバター達が、インスタグラムの画面の中で踊り狂って、世界中で突如爆発的な流行に!

myidol1

これは中国の会社が作っている、myidolというアプリなんだけど、とにかく怪しさ満点。顔をカメラでスキャンするだけで自分そっくりの3Dアバターが出来てしまうの。

Me right now

@ladygagaが投稿した動画 –

このアプリの大流行から分かることは、パーソナライズがバズ発生のキーだということ。

そこで今日は、「パーソナライズ」な体験の提供によってソーシャル上で存在感を高めたキャンペーン事例をまとめてみます。

 

 

1. マジョリカマジョルカ「似顔絵メーカー」

一部のコミュニティーで、twitterやインスタグラムをアイコンがこの様な少女漫画チックなアイコンに変わるという現症が発生。

magical

これは、資生堂の人気コスメブランド「マジョリカマジョルカ」のマスカラのプロモーションで、自分の写真をアプロードするとイラストに変換してくれるサービス。アプロードした写真から生成されたイラストを元に、髪型や眉毛の形など多少のカスタマイズをした後、「ロング」か「ボリューム」かマスカラを選ぶと、オリジナルのイラストが完成します!

IMG_4726

プロフィール画面はソーシャルメディアの、いわば第一印象。また、instagramにおいても、twitterでもfacebookでも、プロフィール画像として使用されるということは、投稿の度にフォロワーの目に触れることとなり、長期間にわたり露出を獲得することでき2倍も3倍もお得!

ちなみに、イラストは人気イラストレーターのmaegamimamiさん。日本の女子の心を鷲掴みにする、とってもキュートなイラストです。

 

 

2. nike + 「Your Year

2014年の1年間、nike+でトラッキングしたトレーニングのデータを、パーソナライズされた1分のアニメーションにしてくれるサービス。

youryear

トレーニング内容はもちろん、記録された天気や位置情報を使い、ユーザーのオリジナルのフィルムが作られます。

YouTube Preview Image

自分の昨年1年間のがんばりを、この様なアニメーションにしてくれるのは、かなり嬉しい!思わずシェアをしたくなってしまうわね!

 

 

3. アニヤハインドマーチのステッカー

カスタマイズ全盛期!とでも言えばいいかしら。この春、オサレファッショニスタの間でAnya Hindmarchのステッカーが大流行。

anya

レザー製エンボス加工という贅沢極まりないステッカーを自分の持ち物に貼って、自分だけのバッグやファッションアイテムをつくるの。facebook風「いいね」とか「KAWAII」文字や桜柄など、日本限定ステッカーも登場。

anya2

自分のセンスの良さをアピールするのには打ってつけ!ということでセレブやエディター、インフルエンサーがこぞってカスタマイズ&インスタに上げているわ。(誰が作ってもそれなりに可愛くなるのがミソ)

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myidol程の爆発的はバズは本当に珍しいし、狙ってこんだけのバズを作るのは本当に難しい。けれども、上に挙げた例の様に、サービスや商品を使っている人がじわりじわりと広がっていき、

気がついたら周りに使っている人が沢山いた→気になる→ググる→使ってみる

という方程式に乗せること大切だと思うの。

また、このトレンドから言えるもう一つのことは、人々は大量生産された画一的なものでなくて、自分だけの、思い入れがあるものを欲するようになっている、ということ。特に、日本をはじめ成熟市場では、そもそも持っていないものなんてないわけで。そこで、よりパーソナライズされたモノやコンテンツに魅力を感じる様になってきているのよね。

そして、自分だけのものだから、見せびらかしたくなる。とにかく、他の人と違った体験こそがソーシャルでウケる「ネタ」なの。

つまり、ソーシャル成熟期の今こそ、パーソナライズが「シェア」してもらうためのトリックってことよ!

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